しゅうびオリジナルiPad立て

皆がよく使っているiPad。通常のiPadケースというかカバーの多くは角度が寝過ぎていてzoomをやる際に皆の手元が映しにくいようです。

「ねぇ、もうちょっと立てられないかな?○○ちゃんを見るのもいいけど、手元が見たいんだよね。もしかして勉強しているふりをして、漫画描いて遊んでるかもしれないじゃん。。。なぁんちゃって」

「これ以上立たないんですよぉ」

iPadのセッティングに四苦八苦、時間を費やしてしまうことが多かったので作っちゃいました。

セッティングは超簡単!!

とっても使い易いんです!

7月4日は何の日?

9年前の2021年7月4日 ヒッグス粒子発見の発表がされた日です。

その約3ヶ月前、しゅうび海外研修「モチベーションツアー」でCERNを訪れていました。「ヒッグス粒子っていうのが見つかるかもしれないんだよ」ということでCERNの見学を計画、多くの方々のご尽力により見学が実現しました。

また皆で海外研修に行ける日常が早く戻りますように。。。

フォニックス、色の単元

色はその人の感じ方によって違う

「月は何色に塗る?」
「えっとね、黄色かな?」
使っているフォニックスの本はイギリスの本
「月を白や銀色に塗る子供もいるんだよ」
「え〜変なの」
「変に感じるのはわかるけど、ゴッホって知ってる?その人の描いた絵を見てみよう」
「ゴッホって引けば出てくる?」
zoomの向こうで検索して
「あっホントだ。白い。ゴッホってかっこいいね」
「うん、この人の顔、自画像って言って自分の顔を描いているんだよ」
「ゴッホかっこいいじゃん」
「オランダの人なんだけどフランスで絵を描いていたんだよ。」
「ごりごりしている絵だね。これなあに?」
「これね、イトスギっていう木、ぐりぐりしていて面白いよね」
「うん、木の色が真っ黒だし、星の色もちょっと違う」
感じ方によって表現する色は違っていいですよね。私自身、アムステルダムのゴッホ美術館で本物を見て感動、よりいっそうゴッホが好きになりました。ゴッホかっこいい–>絵を見てみたい–>せっかくなら本物を見てみたい!今ではそう簡単に見に行けなくなってしまいましたが、いつか「ゴッホ、見に行こう」と思うかもしれません。

また“The fox is red.”という例文が出てきて
「え〜赤??」
「そう、赤だね」
「狐は黄色か茶色でしょ!?」
「赤っぽく感じる人もいるんだろうね。red foxって言うもんね」
「ふ〜ん」
またまた検索して見ているようでした。

英語/フォニックスのクラスですが、色や美術の話に。しゅうびではこういった脱線を特に大切にしています。

フォニックスのススメ

中学生が、appleをエイピーピーエルイーなんて何回も書いているのを見たことありませんか?発音しながら書くんだよとよく助言しますが、読めない子が少なくなありません。

読めないと自分で勉強を進められません。誰かを頼る癖がつくと教えてもらわないと勉強はできないという発想になり、学年が進めば進むほど自学ができなくなります。

フォニックスを始めて1年になる小学3年生。それまで英語を習った経験は無く、フォニックスから始めたので、例えばSであれば「これは、“エス“という名前で、音は“スー(敢えてカタカナで書くと)“」ということが自然に頭に入っています。“エス“だけしか頭に入っていなかったら英語は読めない・書けない・聞こえません。

フォニックスの学習が60%ほど終わっていた時に、名詞の複数形を勉強したら
sの発音を自然に発し分けていました。例えば、rabbits, birds, cakes, apples, horses それぞれ最後のsをどう発音するか? 単語を一つ一つの音に分解して発音し、最後の音に s をつけた時にどう発音するかが自然にできていました。

「どうやって使い分けているの?」

「え?だって、t はその後に s の発音をするのは難しいから一緒にやってみたんだよ」

つまり、トゥ+スと発音するのは変だなと思って ツ と言うんじゃないかと思ったと。同様に k の無声音の後に z と有声音を発音するのは自然じゃないとも思ったようです。体得した後に、理屈を自身で見つけられるので応用ができるようになり、単語をひたすら書いて覚えるという作業は彼には必要がないのです。

小学校で 英語を勉強する その前に是非フォニックスを勉強しておくことをかなり強くオススメします。フォニックスを学ぶと言っても、子供にとってはそれは難しいことではなく、むしろごく自然で楽しいことのようです。できるようになっていることがすぐに感じられるからだと思います。(ネイティブの子供たちは未就学児で終わることのようです)

それから子供たちのモチベーションがあがる時というのは、
教えてもらったことが繰り返しできた時より、
理解したことから発想して新しいことを自分の力でできた時

であると感じています。

新学年に向けて

しゅうびは3月から、zoomを使って在宅通塾にしてきましたが、4月以降も当面継続することとしました。

しゅうびはお子様自身のご家族の安全を考慮し、ひいてはより広いコミュニティの安全にコミットします。


「在宅通塾」に興味はあるけれど、どうすればいいの?必要なものは何?うちでもできるの?という場合は、お気軽にお問い合わせください。お手伝いします。

塾の役割

コロナウイルス により行動を自主的に制限する間、子供たちとはzoomやVR を使って学びを続けていますが、これから塾とはどんな役割がある?子供達にとってどうあるのがいい?をじっくり考えている。

子供にもイロイロタイプがある。今キズカン(しゅうびの派生教室でVR上)で意見交換している生徒たちに聞いてみた。

「今は遊びたいけど勉強は未来のために絶対大事!」

「勉強する事自体が好き」

「今勉強する意味がわからない」

大きくほぼこの3パターンに分かれた。

小学低学年のうちに1番目と2番目のパターンの仲間に入っている子供は、刺激が得られる環境にあれば自分で進んでいける。そんな時の塾の役割は、勉強面では質問に答える程度でよく、むしろそれ以外の刺激の方が大事だと感じている。それは与えられた環境に入れられることではなくヒントがもらえて見守ってくれる人がいる、安心できる場なのだと思う。

残念なのはせっかく自分で進んでいける気持ちと力が備わっているのに、勉強を自分で学ぶのではなく、転ばぬ先の杖をつきいわゆる受験のための塾という教えられてしまう環境に入ると、あれこれ自分で考える・やってみる・失敗する・やり続けるということがなく想像力が育たない。だから答えに通じる方法が1つだと思ったり、全てに1つの答えがあると思ったりしてしまう、教えてもらわないとできないと思い込み自然にどんなことでもその思考で対応することになる。社会人として自分で想像し判断し行動することができない人(言われたことはしっかりできるが言われないとできない)ではお役に立てる場面が少ない。

子供たちが、自分の力を信じ大切にできるよう周りの大人たちで応援していきましょう。

受験のための勉強を教えている塾が多いのはみんながそれを望んできたからですが、今これを考える時期ではないでしょうか?悪い良いの判断ではありません。

家で勉強

コロナウイルス により通塾しないで家で勉強するスタイルで始めて最初の小学低学年英語。ネット会議システムを使ってなんの問題もなく、むしろメリットの方が多いかもしれません!

集中力が増す

質問しやすい

自らが勉強している気持ちになる、つまり能動的な学習になる

家から出ないでできる

時間の無駄がない

などまだまだありそうです。

「テレワークだと能力のあるないがはっきりする」という人がいますが、子供の学習も同じことが言えるかもしれません。

時計の勉強

レッスンが終わってみると、教室の先生の椅子の上にこれが置いてあった。

小1生が時計の勉強をしていて、その部屋にはアナログ時計がなかったので、となりの部屋に「すみませ〜ん、時計を見せてください」と入っていった。

その部屋で勉強をしていた一人の小2生Kちゃんが、小1生の勉強を手伝ってあげようと思ったらしい。この問題を作ってくれてあったのだ。

それに気づかず採用してあげられなかったことがとても悔しい。今度、それを使わせてもらって進めてみよう。子供同士で伝わることってあるんです。

しゅうびって昔からそうなんですが、子供たちが場の雰囲気を作ってお互いに勉強を応援し合うことができるんです。いいでしょ!!